同性のパートナーと同棲したいけど、断られるかなぁ
どの不動産を選べばLGBTでも安心して物件を探せるかな
同性カップルってカミングアウトしないで契約しても平気かな
同性カップルが賃貸を借りたり、同棲したくても、いくつかのハードルがあります。
- 不動産屋やオーナーにLGBTをカミングアウトするか?
- LGBTを理由に入居を拒否されるケースがある
これらの問題に対応し、同性カップルがスムーズに同棲を進めるにはどうしたらいいのでしょうか。
この記事では、同性カップルの同棲は断られるのか?に焦点をあて、アドバイスや解決方法を紹介します。
LGBTの同性カップルでも楽しい同棲生活をスタートさせましょう。
ちなみに私は同性のパートナーと一緒に住めています。
実際の経験をもとにアドバイスをまとめました。
FtX同士のカップル。
2Kのアパートを賃貸契約。同棲して3年。
同性カップルの同棲は断られる?
同性カップルでの同棲は、賃貸の物件によっては断られたり、審査に落ちることがあると言われています。
理由は
婚約者でないために別れやすいと思われているから
です。
同性カップルには法的な結び付きがなく、関係を解消しやすいのではないかと思っているオーナーもいます。
オーナーからすれば、
- 別れたら家賃の支払いが滞るのではないか
- 関係が長く続かなければ長期の契約がみこめないのではないか
といった点が不安なのです。
上記は異性のカップルにも当てはまりますが、婚姻関係を結んでいる異性カップルのほうが関係解消のハードルが高いと思われています。
つまり、
と考えるオーナーが多いということ。
同性カップルでの同棲を断られたくない人は、LGBTフレンドリーな不動産がおすすめですよ。
LGBTフレンドリーな不動産とは、LGBTがぶつかる住まいの問題をサポートしてくれる不動産のこと。
LGBTフレンドリー不動産については、このあとのLGBTフレンドリー不動産ならスムーズで詳しく説明しています。
同性カップルで同棲は断られるか試してみた
本当に同性カップルでの同棲は断られるのでしょうか。
筆者が実際に同棲可能な賃貸物件を探しているとき、不動産屋に聞きました。
私たちカップルのスペックは以下です。
FtX同士のカップル
パートナーシップは結んでいない
不動産屋で
- 同性カップルだと伝える
- 何も言わず「ルームシェア物件を探している」と伝える
この2つのパターンを試し、それぞれの不動産屋の反応を探りました。
まず同性カップルだと伝えたパターン。
「紹介できる物件がない」など露骨に断られることはありませんでした。
しかし、良い物件を紹介してくれなかったり、問い合わせに返事が来ないこともありました。
次に「ルームシェアできる物件を探している」とだけ伝えるパターン。
百発百中「ご友人同士ですか?」と少し疑い気味で聞かれましたが、物件は普通に紹介してもらえました。
その他の対応も特に気になることはなかったです。
結局、同性カップルだとは伝えず部屋を借りました。
同性カップルが賃貸で同棲するときの問題
同性カップルが同棲しようとするときに起こる問題に、以下のようなことが考えられます。
一つずつ見ていきましょう。
不動産屋にカミングアウトしないといけない?
一番の問題は、不動産屋でLGBTのカップルだとカミングアウトするかどうか。
カミングアウトするまで、不動産屋がLGBTに理解があるかどうかもわかりません。
先ほども説明したように、同性カップルの同棲は断られてしまう可能性もあります。
断られなくても、親切に対応してくれないかもしれません。
カミングアウトするのはけっこうハードルが高い…
同性カップルだとカミングアウトしたら断れるかもしれない
私たちのカップルは、実際に不動産屋にカミングアウトしました。
はっきりと断れることはなかったですが、中には断れてしまうケースもあるようです。
LGBTだとルームシェア扱いになる
そもそも、ルームシェアと同棲(二人入居)の違いを知っていますか?
- ルームシェア:友人や他人と一つの家に住むこと。
- 同棲:婚姻関係のないカップルが一つの家に住むこと。
友人や他人と住む場合には、1人1部屋と考えられています。
つまり、ルームシェアだと部屋が2部屋以上の物件になるので、家賃が上がるわけです。
同性カップルはルームシェア扱いになることが多く、家賃の心配をするLGBT当事者もいるでしょう。
異性カップルはスムーズに同棲扱いになるのに…
同性カップルがルームシェア扱いになる理由は、
婚約者でないために別れやすいと思われているから
でしたね。
と、ルームシェアに不安を感じている同性カップルもいると思います。
でも、ルームシェア物件でも2K(2部屋とキッチン)や2DK(2部屋とダイニングとキッチン)なら家賃が跳ね上がることはありません。
筆者のカップルはルームシェアで契約しましたが、特段困ったことはなかったです。
今のところルームシェアで不自由なし!
周りにバレるかもしれない
賃貸物件を借りるとき、保証人を書く必要がありますよね。
両親や身内が保証人になるため、そのタイミングで家族にカミングアウトせざるを得ません。
親が反対し保証人になってもらえず、断れるケースもあります。
LGBTフレンドリーなら賃貸契約がスムーズ
LGBTフレンドリー不動産とは、LGBTがぶつかる住まいの問題をサポートしてくれる不動産のこと。
先ほど挙げた以下の問題は、LGBTフレンドリーな不動産なら全部解決してくれます。
なぜなら、
LGBTフレンドリー不動産はLGBTに理解があるため、サポートが充実していて、入居もスムーズ
だからです。
LGBTフレンドリー不動産は、LGBTフレンドリーの賃貸物件を多く扱っていることが特徴です。
LGBTフレンドリー物件とは、LGBTを理由に入居を断らない物件のこと。
LGBTフレンドリー不動産はいくつかありますが、中でもおすすめはIRISです。
IRISは、全スタッフがLGBT当事者またはアライであることが最大の強み。
カミングアウトのハードルも低いですし、気兼ねなくLGBTの物件探しを相談できます。
IRISのデメリットは、物件がほぼ都内のものに限られることです。
地方の賃貸を探す同性カップルは使いづらいかもしれません。
ただ、
この2点は、賃貸を探しているLGBTにとって大切な要素なので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、同性カップルの同棲についてまとめました。
LGBTの同性カップルが賃貸を借りるとき、入居を断られたりカミングアウトしづらかったりと、問題は少なくありません。
そんな時はぜひLGBTフレンドリーの不動産屋を使ってみてください。
すぐ契約しなくても、まずは相談してみるだけでも参考になるでしょう。
LINEでも簡単に相談できるよ!
同性同士での同居や同棲を考えている人は、LGBTフレンドリー不動産に気軽に問い合わせてみてくださいね。
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