嵐ファン歴18年のはるまきです！
今回は、2017年に発売された嵐16枚目のオリジナルアルバム『untitled』について徹底レビューしていきます。
「untitled」の読み方は「アンタイトル」です。意味についてはこのあと詳しく書いています。
私は「untitled」が大好きで、【決定版】嵐のアルバムおすすめランキング！の記事でも「untitled」は2位にランクインしています。
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嵐の「untitled」は意味深？
ファンの間では
「untitled」って意味深だよね
と言われることが多い「untitled」。
なぜ「untitled」は意味深と言われているのでしょうか。
その理由として考えられるのは次の3つ。
- 「untitled」の意味は”無題”
- 「untitled」は活動休止の伏線かもしれない
- 「Song for you」が入っている
「untitled」の意味は”無題”
ひとつめの理由は、アルバム名「untitled」を訳すと「無題」であること。
つまり、その名の通り”題名のないアルバム”。
オリジナルアルバムには、そのアルバムのコンセプトやツアーイメージがあると思います。
嵐もこれまで何枚ものオリジナルアルバムを出し、そのアルバムを引き下げたツアーも毎年行ってきました。
しかし、今回は「無題」。
”決められたテーマやコンセプトはなく、今の嵐に表現できることを最大限やる。それを集めたらタイトルは付かなかった。”
私はそんなふうにイメージしています。
テーマを絞ってしまうと、テーマから逸れたものを表現しづらいので、敢えて狭めず表現の幅を広くしたのではないでしょうか。
「untitled」は嵐の活動休止の伏線だった？
アルバム「untitled」の存在自体が、実は活動休止の伏線だったのではないか？
という声もよく見られます。
なぜなら、「untitled」がリリースされたのは2017年。
「untitled」のアルバム制作時期は、嵐が解散するか休止するかが水面下で話し合われていたときと重なるのです。
先が決まらない混沌とした中、嵐さんはその当時できる最大限を表現してくれたと思います。
すべて、今になって思えばですけどね。
「Song for you」が入っている
通常盤、初回盤ともに「untitled」の一番最後の曲はあの「Song for you」です。
20周年でもないのに、嵐18年の歴史を表現した壮大な組曲『Song for you』を入れたのにはきっと理由があるのでしょう。
「Song for you」や「UB」、そもそも「untitled」の意味について、嵐さんがすべてを語ることはありませんでした。
でも、アルバム「untitled」から感じ取れる思いは大きすぎます。
この思いを受け取れずしてファンは名乗れないでしょう。
嵐「untitled」の魅力
続いて、本アルバム「untitled」の魅力を紹介します。
最初にこのアルバムの総括をすると、これは本当に神作品です。
これ以前の3作ぐらいはマンネリしてたけど（嵐さんごめん）…。
忙しくて嵐さんから少し離れていたことを後悔しました。本当に泣きました。
2017年当時の等身大の嵐さんがこれでもかと詰まっています。
「untitled」の注目ポイント3つを以下にまとめました。
- 決まったテーマがない
- 名曲が多い
- ソロ曲がない
①「untitled」は”無題”、テーマがない
先ほども書きましたが、このアルバムのタイトルは「untitled」、”無題”です。
これまでのアルバムのように決まったコンセプトやテーマはありません。
また、本アルバムのリード曲である『「未完」』の「」付きには意味があるでしょう。
”未完成”な等身大の嵐を表現したかったようにも感じ取れます。
「未完」がリード曲の「無題」のアルバム。
もうこれだけで、これまでの嵐さんとは一線を画していると思いませんか？
嵐という歴史の物語は、未完成であり、題はつけられない。
そんなメッセージかもしれません。
②「untitled」は名曲が多い
「untitled」はとにかく名曲ぞろいです。
名曲しかないと言っても過言ではないくらい(笑)
そして、「untitled」にはいわゆる”スルメ曲”も多いです。
スルメ曲とは、何度も聞いているうちにその良さがわかってくる曲のこと。
嵐さんの楽曲は”スルメ曲”が多いですが、「untitled」は特にそれが顕著だと感じました。
楽曲一つひとつもですが、アルバムを何度も聞くことで、一つのアルバムとしての味がようやくわかってくる。
そんな感じです。
スルメアルバムとでも言いましょうか(笑)
ちなみに、『untitled』に収録されている『夜の影』ありますよね。
この曲の歌詞について掘り下げた記事もあるので読んでみてください。
みんなだいすき『夜の影』！
③「untitled」にはソロ曲がない
『One』以降、嵐のオリジナルアルバムには定番となったソロ曲。
しかし、「untitled」にはソロ曲が入っていません。
批判的な声を想定した上での相当な決断だったでしょう。
ソロのマンネリ化は、近年の嵐さんが抱えていた小さくない課題点だったと思います。
ファンの中でもソロのマンネリ化を懸念する声は少なからず上がっていました。
そんな中でソロ曲を無くしユニット曲に挑戦するという試みを、ファンとしては受け入れる必要があります。
発表当初こそ、ソロ曲がないことに批判的な声も上がっていましたが、実際にアルバムを聞けばそんな意見は出てこないはず。
彼らの表現する音楽を、作品を、真摯に受け止める覚悟がファンにも必要です。
「untitled」のおすすめは通常盤
「untitled」には初回限定盤と通常盤があります。
おすすめはどっち？
おすすめは間違いなく通常盤です。
初回限定盤には『未完』のMVとメイキングが収録されており、ユニット曲が入っていません。
一方、通常盤には『未完』のMVとメイキングは無く、ユニット曲と「カンパイ・ソング」が入っています。
個人的にはユニット曲を聞ける通常盤がオススメです。
YouTubeで「untitled」のライブ映像が見れる
『untitled』のドーム公演を収めた「ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」」、実はYouTubeで見れるんです。
コロナ禍のステイホームのときに期間限定で公開されましたが、現在は期間限定ではなくなっています。
これも優しい嵐さんのはからいかな…
本当にめちゃくちゃかっこよくて何度でも見たくなるダンスを披露しているので、絶対にライブ映像を見てほしいです。
YouTubeで見れるなら、わざわざDVD買わなくてもよくない？
と思ったそこのあなた！
YouTubeでは『Song for you』までの映像しか公開されていないのです。
アンコールや、素晴らしすぎる『彼方へ』を見るにはDVDを買う必要があります。
『彼方へ』と『カンパイ・ソング』、むちゃくちゃ最高なのでぜひDVDで見てほしいです！
DVDは、嵐会が見れる初回限定盤がおすすめですよ！！！
がおすすめです。
当時の等身大の嵐が詰まった壮大な「untitled」、聞くしかない。
今回は嵐のアルバム『untitled』を掘り下げました。
個人的な話をすると、発売当初は忙しくてこのアルバム聞いていませんでした。
発売からちょうど1年ぐらい経ってから聞き始め、なんでもっと早くに聞かなかったんだろうと本当に後悔しました。
忙しかったためアルバムのツアーに応募できかったことも一生の後悔になりました。
聞かなかったことを後悔するぐらい素晴らしいアルバムですし、ファンなら絶対に触れるべきアルバムです。
特別ファンでなくても、「untitled」の幅広い楽曲は間違いなく楽しめるでしょう。
ファンの人もそうでない人も、ぜひ聞いてほしい作品です。
もちろんサブスクでも聞けます！
当時の等身大の嵐がたっぷり詰まった「untitled」。
聞くしかないですよ！！
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